レコードをCDに録音する

うちの人が、アナログレコードを集めている。最初は、また訳の分からんことを始めた…と思っていたが、60年代以前のものは、CDで聴くのとぜんぜん違う(70年代以降のものは、コレクションの対象外なので分からない)。ミックスが異なる、音の質感が勢いが違う(特にMONO盤)、などなど、CDで再発されたものはお話にならない、今まで自分は何を聴いていたんだ!?というぐらい違うので、その訳のわからん趣味も、認めざるを得なくなった。
しかし、レコードはやはり扱いが不便なのは否めない。簡単に曲を飛ばすこともできないし、裏返したり表返したりしなきゃいけないし、何よりも外で聴けない。なので、録音してCDに焼く、ということをしている。
普段は、レコードプレーヤーからミニコンポにAUXで接続、コンポのPHONEからEDIROL R-09のMICに接続して(LINEだと入力レベルが低すぎたので)、R-09で録音したものをPCで分割、ということをやっている。
R-09のPHONEにヘッドホンやスピーカーを接続すれば、音を聴きながら録音もできる。分割には「Free Audio Editor」を使用していて、このソフト、無料だけど充分使える。
でも、今はお盆休みで、うちの人が普段会社に持っていっているVAIOがあるので、そこに入っている「SonicStage Mastering Studio」での録音にトライしてみた。いつもはR-09に差しているケーブルを、PCのMICに直接差して。最初に入力レベルを調整し、録音ボタンをクリック。音を聴きながらの録音はできない(やり方がわからなかっただけ?)が、曲と曲の間を判別して、分割点を自動で設定してくれる。分割店は、録音後に調整可能で、「分割実行」をした時点で反映される。A面はうまく分割されない部分もあったけど、B面は全曲ちゃんと分割されていた。自力で切らなくていいのは楽チンだ。
ちなみに、USB接続できるレコードプレーヤーというものも存在するのだけど、カートリッジ交換ができない=MONO針への付け替えができないので、使用せず。

■今日聴いた1枚

SMASH HITS/Jimi Hendrix
ホントはそれほど好きではないけど、今日録音したのがこれだったので(うちの人の趣味)。録音したのはステレオの米国盤。その道に詳しい人によれば、英国盤は、カッティング技術がひどくてダメダメなのだそうで。いろいろややこしいレコードの世界。