とにかく走る、それを続ける(歩いてもいい)

世界陸上の女子マラソンをテレビで観戦。日本代表は、銀メダルの尾崎選手を筆頭に、全員が完走でよかった。
以前は、マラソンなど全く興味がなかったのだが、うちのひと(ほぼ毎日走っている人)が「大阪国際女子マラソンを観に行きたい」と言いだして、まぁ近所だしってことで観に行った。ヒトが42キロも走るという事実を目の当たりにして、いたく感動してしまい、かといって、自分も走ろう、とはすぐにはならなかったのだが、その後大阪の世界陸上も含め、大阪でマラソンがある時は、観にいくようになった。
そのうち、気軽にウォーキングから始めればよいということや、走り始めても、まずは1キロ8分を目指せばよいし、それより遅くても、途中で歩いてもぜんぜん問題ないということ(高校時代にやらされた1000メートル走が1キロ4分ペースぐらいで、それで5キロとか10キロとか、ありえないと思っていた)を知ったのと、auの携帯サイト「Run&Walk」をたまたま発見して便利そうだったこと(実際便利だ)、体脂肪率の増加(30%を超える勢いだった)が気になってしょうがなかったこと、など、様々な条件が重なって、書店で「金哲彦のランニング・メソッド」なる本を買ってきた。サブタイトルの「羽が生えたように動きが軽くなる!」につられて。で、昨年の3月から、通勤時と、週末にちょっと長めのウォーキングを始めた。
結局、1年ぐらい続けて、1キロ9分ペースというありえない遅さとはいえ、10キロまでなら止まらずにいけるようになり、体重5キロ、体脂肪率も7%ぐらい下がったのだが、体調不良や天候不順が重なったりして、何となくやらなくなってしまった。以前、3週間チャレンジの話を書いたけど、定着させるのは大変だけど、崩壊するのはあっという間だ。
久しぶりにマラソンを見たら、なんだかそのことを思い出して、せっかく1年頑張れたのにもったいないなぁ、という気がしてきて、来週から再開しようかな、と思い始めている。でも、半年開いたから、ウォーキングからやり直しかな。
とりあえず、「金哲彦のランニング・メソッド」を引っ張り出してきて復習中。

■今日聴いた1枚

ダージ/ミスター・シリウス
日本のプログレッシブ・ロックの中で(というほど聴いていたわけではないが)一番好きな作品。大木理紗さんの豊かで美しいヴォーカルはいつ聴いてもすばらしい。とりわけ、6部構成で21分を超える大作「ナイルの虹」が一番のお気に入り。