産婦人科

今日は午前中病院へ行き、午後から仕事。
で、午前中の話なんだけど
話の流れ上経緯を説明すると、今月初めに腹部の炎症を起こし、あまりの激痛に近所の病院へ救急で駆け込んだ(といっても、救急車は呼ばず、徒歩5分の距離をタクシーで行くというバブリーなことを)。で、そのまま入院。
症状が腹痛だったため、とりあえず消化器科で診ていただいたのだけど、実はわたしには婦人科の疾患があり、その病院には以前から時々お世話になっていた。ただ、ずっと症状もなかったので、すっかりご無沙汰していたのだが、結局原因は婦人科の方で、しかしながら、しばらく行ってない間に、産科はなくなり、婦人科も外来があるだけで、入院はできないという状況に。
幸い炎症は2日ほどでおさまってすぐに退院できたのだけど、今後のこともあるので、万一の時にはちゃんと入院できる病院を紹介していただいて、今日初めて行ってきた。
で、産婦人科。産科と婦人科で担当の先生は分かれていたりはしても、やっぱり「産婦人科」なので、お産の人と、婦人科の病がある人が、同じ待合で順番待ち。何度行ってもやっぱり、どうにも微妙な気分。もっとも、出産にあたって問題が発生して来られている方もいらっしゃるのだろうが。
以前お世話になった病院では、まだ産婦人科が健在だった頃にも入院して、手術も受けたのだけど、病棟の同じフロアで、病室が産科と婦人科に分かれていた。病室が違うとは言え、売店へ行くやら何やらで病室から出ると、やはりお産の人と顔を合わせることになるし、配膳車を目にすることもある。そうすると、産科は食事の内容も違うし、器も豪華だったりするのがうらやましくもあったし、出産の時が今まさに訪れようとしている人と、その願いが今まさに叶わなくなる、あるいはなるかもしれない人が、同じ場所にいるというのは、何だか過酷だな・・・と思った、そのことをつい思い出してしまう。できれば、そこは分けてもらえるとありがたい気がする。
で、そのような場所にいてもう一つ思うこと。望んでも子宝に恵まれない人や、無事に産まれてくることができなかった子ども(のお母さんになるはずだった人)を何人も見ていると、無事に子どもが産まれてくるってすばらしいことだとしみじみ思う。でも、その一方で、虐待されたり、パチンコ屋の駐車場で亡くなったりする子どもたちもいる。とても許しがたく、悲しいことだ。

■今日聴いた1枚

Divine Design/松岡英明
タイトル曲を何度もリピートで聴いた。美しいけれど悲しみに満ちた「神の計画」。