本とCDを買うのはやめられない

ここ1週間ぐらいの間に、本を4冊、CDを2枚買った。本棚にはまだ若干の余裕があるが、CDの方はもう入れるところがなくて、どうしようかと悩んでいる今日この頃であるが、それでもやっぱりやめられない。
本は、図書館で借りればいいじゃないか、という話もあるが、手元にないと、読み返したくなったそのときに読めないし、返却期限に追われて読むのも楽しくないから、やっぱり買ってしまうのだ。
CDは、ダウンロード販売などを利用するという方法もあるが、やはりパッケージやアートワークも含めて、全てがトータルで「作品」という気がするので、やはり現物で持っておきたくて、買うことになる。
また、それなりにメジャーな作品であれば、借りるという選択肢もあるが、マイナーな作品では不可である。我が家には1500枚以上のCDがあり、そのうち、わたししか聴かないものは6%ぐらいなのであるが、その大半はマイナーすぎてレンタルショップには置いていないどころか、今では入手すらできなかったりする。実は、過去に一度大処分をしたことがあるのだが、そのうちの何枚かを後で聴きたくなって探したところ、いずれも廃盤になっていて、大変な苦労をした。その時から、たとえCDに埋もれて死ぬことになっても、処分はしないと決めたのだ。
しかし厄介なことに、いろいろな技術が進歩して、リマスター盤やらBlu-specやらナントカやら、次々と新しい版が出されて、ジャケットの仕様も変わってしまったりするし、ミックスが変わっていたりもするし、新しいのが出るときには、過去のものは買えなくなってしまうので、それはそのまま持っておかなきゃいけないし、未発表曲がボーナストラックになっていたりするから、新しいのも買わなきゃいけなくなったりする。ちなみに、うちのひとは、The Whoの「ライヴ・アット・リーズ」を5枚も持っていたりするのだが、ボーナストラックが全部違うというひどさである。そういう商売はいかがなものかと思うが、それでもやっぱり、文句を言いながらも、買うのはやめられないのである。

■今日聴いた1枚

DREAM OF LIFE/Patti Smith
これと「peace and noise」が欠けていたのだが、ようやくコンプリート。妻となり母となった後、9年ぶりにリリースされたアルバム。